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湖北おすすめルート 高月町

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湖北おすすめルート 高月町

高月町おすすめルート

高月駅→大円寺→渡岸寺観音堂→保延寺観音堂→尾山釈迦堂→赤後寺→西野薬師堂→正妙寺→高月町観音の里歴史資料館

「観音の里」とも呼ばれる長浜市高月町、国宝の十一面観音像が安置されている渡岸寺観音堂はこの町内にあります。しかし、ここのように常に誰かが常駐し、拝観の対応をしているお寺というのは高月町には少なく、集落の人々によって世話をされているところが殆どです。
ここでは、拝観の予約が必要な寺院を絡めながら観音の里をじっくり巡ることの出来るおすすめのルートをご紹介します。

寺院名の箇所をクリックすると詳細ページへ移動します。

高月駅

高月駅

高月駅からまずは最寄りの大円寺を目指します。今回のルートは高月町を横断するような形になるので、車がベストですが、高月駅東口の観光案内所でレンタサイクルを借りることができます。1日500円と割安なので徒歩の方はレンタサイクルをお薦めします。観光協会ではマップなどの取り揃えも豊富です。

高月町観光協会:0749-85-6565

矢印 徒歩 約5分 車 約2分

大円寺(高月観音堂)

大円寺(高月観音堂)

大円寺(高月観音堂)高月観音と崇められている観音様は、曹洞宗大円寺の観音堂に安置されている木造の千手観音像をいう。ガイドマップなどを調べるなら高月観音堂と言った方が分かりやすいかもしれない。
現在、大円寺の本堂には本尊千手観音像だけでなく、両側に弁財天、薬師三尊、毘沙門天、不動明王像、地蔵菩薩像など多くの仏像が安置されている。これらの仏像はこの大円寺のものばかりでなく、毘沙門天像はもともと村内にあった天台宗円通寺のご本尊と言われ、京都鞍馬寺の毘沙門天像の分身とも言われている。また、薬師三尊像は栗原坊のご本尊と伝えられている。 本尊の千手観音立像は、国宝や重文の指定は受けていないがとても肉感的で迫力のある姿で像高は154.2cm。室町時代の作だと伝わる。金泊の張られた厨子の中で拝見すると身体も黄金色に輝いているように感じるがこれはその昔、本尊が黒ずんでいたのを不憫に思った村の人がその体を拭きこのように木肌の見えた状態にしてしまったのだという。

※要事前予約


矢印 徒歩 約10分 車 約5分

渡岸寺観音堂

渡岸寺観音堂

渡岸寺観音堂顔の両面に顔を持ち、グラマラスな肉体と落ち着いたその風貌。湖北地方の十一面観音の中では最も知名度が高く、訪れるものを魅了するのがこの渡岸寺の国宝十一面観音。今では向源寺の観音堂に安置されているこの十一面観音はその昔、七堂伽藍をもつ渡岸寺の所有であった。その後、戦火により渡岸寺は消失したが、村人の手により十一面観音は土の中に埋められ戦火を逃れることが出来たのである。
こうしたその土地の人により守られているのはこの地方に限ったことではないが、殊更に湖北地方というのは観音さまを守り崇めながら生活をしている。

※予約不要


矢印 徒歩 約26分 車 約10分

保延寺観音堂

保延寺観音堂

保延寺観音堂渡岸寺から北へ雨森、井口とのどかな集落を進むと保延寺地区がある。保延寺というのは大字の地名で、ここの観音堂の地名ではない。高月川が東を流れそこから引いた水が集落の中を巡る水路となっている。 家の外にはカバタ(川端)と呼ばれる囲いがあり、昔はその中で鯉を飼って皿を洗った後の食べ残しを食べて貰い水の綺麗さを保っていたというが、現在はほとんどが観賞用だそうだ。
保延寺集落に小さなお堂があり、その中に像高17cmと小さな手の平に乗せれるくらいの大きさの千手観音が祀られている。 戦国時代に湖北地方を納めた浅井氏ゆかりの像であると言われ、奈良の長谷寺からお迎えしたと伝えられている。

※要事前予約


矢印 徒歩 約20分 車 約10分

尾山釈迦堂

尾山釈迦堂

尾山釈迦堂尾山釈迦堂は、高月町の北東の集落である雨森や保延寺よりさらに北、この釈迦堂には戦火を逃れた仏像が安置されており、どちらもその戦火の後に修復されたと思われる。半丈六の釈迦如来坐像(重文)と智挙印を結んだ金剛界の大日如来坐像が安置されている。
半丈六の釈迦如来坐像は桧の一木造りで大きな頭部とずんぐりとした胴体を持つ。螺髪や目は彫り出している。 両臂から指先までは後世の作、両肘部分も後補で頭部と体部の主要部分や両肩が造像当時のままであるという。
平安時代10世紀頃の作であろうと推測される如来像の左胸の前には渦巻きのような文様がある。 衣紋の彫りがやや浅いが、この立体感はしっかりと表現されていて美しい。

※要事前予約


尾山釈迦堂までで高月町の東側、つまり国道8号線よりも東の地域は終わりです。
次は高月町の西部の寺院へ向かいますが、昼食を取るならこのタイミングがお勧めです。高月町を含めた湖北には飲食店が少ないので注意が必要です。主要道路である国道8号線に出れば数軒あります。国道8号線に出てから西部へと向かいましょう。
最初に向かう、赤後寺と西野薬師堂はお堂についてからでも境内に掲示された連絡先へ電話をすれば世話型の方がお堂を開けに来て頂けます。

矢印 徒歩 約40分 車 約15分

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赤後寺

赤後寺赤後寺は日吉神社、長照寺と同じ境内に並び建つ。赤後寺は琵琶湖沿いの国道8号線を木之本IC方面に北へ向かって「千田」交差点を西へ走り、北陸自動車道の高架下をくぐる。そのまま進むと唐川の集落に入り、標高200m程の湧出山の南の麓にある。
ここには千手観音像と聖観音像2躰が安置されている。度々兵火にあうも村人たちは観音様を守るために土の中、川の中に埋め守ってきたと伝える。その際に大洪水が起こり、化仏や手首が取れてしまったようであるが、正しいことは分かっていない。その痛々しい姿から村人たちは長らく秘仏として崇めてきたが。昭和44年に2躰共に重要文化財に指定されたことがきっかけで、常時開帳し参拝者にそのお姿を拝見してもらうことに決めた。
赤後寺は他の湖北の寺院と同様に無住のため「世話役」と呼ばれる集落の住民が交代でお世話をする。拝観の際も一日ずつ担当が決まっているので、参拝希望の際は事前に予約が必要である。赤後寺は境内についてからお願いすることも可能なのだが、世話役の方の都合もあるだろうから事前予約が望ましい。

※事前予約が望ましいが、当日でも境内に掲示されている電話番号へかければ拝観可能


矢印 徒歩 約50分 車 約15分

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西野薬師堂

西野薬師堂_20120802 (4).JPG西野水道から程なくして集落のほぼ中心に位置する西野薬師堂。 平安時代に彫られた薬師如来立像と十一面観音像を祀っている。
今では小さなお堂を残すのみだが西野薬師堂はその昔、この地にあった天台宗の泉明寺という寺院が前身で、 開基などは不明であるが中興は延暦年中(782~785)ということが伝わっている。
延暦年中に伝教大師は薬師如来と十一面観音、薬師如来を守護する十二神将を刻み、この寺に納めたともいう。
天智天皇の息子であり、壬申の乱で大海人皇子(のちの天武天皇)と戦った大友皇子の末裔西野丹波守家澄は、 菩提寺として崇敬護持したと伝えられているから相当大きな寺院だったに違いない。 しかし、その寺院もそれ以後は、度重なる戦乱で荒廃し、永正十五年(1518)浅井氏の兵火にかかって堂宇は消失した。 仏像は集落の人々の手で救い出され、現在は充満寺の所属として、境内の外に建つ薬師堂に安置されている。 また薬師如来像は阿弥陀の来迎印を結んでいるが、両手は後補のため尊名は不明である。

※事前予約が望ましいが、当日でも境内に掲示されている電話番号へかければ拝観可能


矢印 徒歩 約10分 車 約5分

正妙寺

正妙寺

正妙寺観音.jpg千手千足という聞き慣れない名を持つ観音さまが正妙寺に安置されている。西野の集落にある日枝神社の脇を登ると小さなお堂がそれだ。寺と言っても小さなお堂で、上り坂にはイノシシ避けの電線が張り巡らされていた。
この地域の方が世話方として管理をされており、事前予約で拝観が可能となる。電話番号は下記の携帯番号にかけると世話方さんにつながる。
本尊は日本でここだけにしか現存しないであろう千の手と千の足を持つ観音さま。上半身は裸形 で腰布をまとい、顔は馬頭観音のように憤怒相をしている。額には縦に目を持つ三眼で、頭上には9つの化仏と大きな頂上面をもつ。憤怒相と言われているがその表情はまるで拝むものに何かを叫ぶような不思議な表情をしている。
正面二本の手は右手に錫杖、左手に戟(ゲキ)をもち脇手は左右17本、肩幅にどっしりと力強く開いた脚は脇脚として左右19本が扇状に広がっている。

※要事前予約


矢印 徒歩 約60分 車 約30分

正妙寺

高月町観音の里歴史民族資料館

ここまでで観音の里のメジャーな寺院はひと通り拝観できます。もし時間があるなら渡岸寺の東隣にある「高月町観音の里歴史資料館」へもどうぞ。ここにも数体の仏像が展示されており、この町の風土と併せて学ぶことができます。夕方5時まで開いているので、日程の最後に組んでみました。

高月観音の里歴史民俗資料館
住所:滋賀県長浜市高月町渡岸寺229番地
電話:0749-85-2273
休館日:月・火曜日、祝日の翌日、年末年始



より大きな地図で 高月町おすすめルート を表示

移動時間はあくまでも目安です。

おすすめ拝観ルート

愛知県

名古屋市中区
栄国寺 七寺
名古屋市北区
成願寺
西尾市
海蔵寺 金蓮寺
浄名寺 専長寺
小牧市
賢林寺
津島市
千体地蔵堂

岐阜県

岐阜市
岐阜大仏(正法寺) 慈恩寺
美江寺
本巣市
淡墨観音(淡墨桜)
加茂郡富加町
清水寺
揖斐郡揖斐川町
釣月院
養老郡養老町
養老寺
白川町
和泉薬師堂 大寺庚申堂・八剣神社

三重県

四日市市
観音寺(四日市市垂坂)
鈴鹿市
林光寺
三重郡菰野町
五百羅漢(竹成大日堂五百羅漢) 明福寺
多気郡多気町
近長谷寺 普賢寺
度会郡玉城町
田宮寺

福井県

小浜市
国分寺 多田寺
羽賀寺
大飯郡高浜町
中山寺 妙楽寺

滋賀県

長浜市
阿弥陀寺(菅浦) 安念寺(いも観音)
安楽寺(尾山釈迦堂) 安楽寺(長浜市)
円満寺 医王寺
大音千手堂 小谷寺
菅山寺 弘善館 川並地蔵堂院
観音寺(雨森) 木之本地蔵院
黒田観音寺 源昌寺
己高閣・世代閣 向源寺(渡岸寺観音堂)
孤篷庵 赤後寺
石道寺 常楽寺(湖北町)
正妙寺 神照寺(長浜)
神照寺(西浅井) 千手院(川道観音)
全長寺 総持寺
尊住院 大円寺(高月観音堂)
大吉寺 醍醐寺
田中神社 田神山観音寺
竹蓮寺 渡岸寺観音堂
洞壽院 徳円寺
徳勝寺 西野薬師堂
腹帯観音堂 保延寺阿弥陀堂
保延寺観音堂 宝厳寺
無動寺 理覚院
良疇寺 冷水寺
善隆寺(和蔵堂)
米原市
観音寺(伊吹山) 西圓寺
青岸寺 太平観音堂
長久寺 天寧寺
徳源院 長尾護国寺(惣持寺)
蓮華寺
彦根市
圓常寺 大洞弁財天
北野寺 清涼寺
長久寺 本隆寺
龍潭寺
多賀町
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甲良町
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豊郷町
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